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泥んこマスター

9月22日23日 2018ガンコ山棚田の脱穀が行われた。掛干しした稲がハーベスターという脱穀機に入れられて、籾の状態にされていく。これをもって田んぼの作業が終わるのだ。日照り 大雨 台風 と 棚田を取り巻く環境は激しい。それでも、泥んこになりながら棚田をやっているのは何でだろう。便利快適と反対側にあるもうひとつの日常。確かにそこには都市では得られない何かがある。やるほどに絆が深まる。笑顔がある。この面倒な世界を楽しんでいる。天に動かされていく。お金の対価で与えられるものでく、造りだす喜びがある。都市と自然の大きな差は、楽しく過ごすための工夫の幅だ。